看護師のお給料事情
看護師のお給料事情
ここでは、看護師の年齢別の給料事情についてご紹介していきます。看護師の皆様の中には、現在の給料に対する不満をきっかけとして転職をお考えの方も多いのではないかと思います。 給料アップを目的とした転職の場合は、現在の自分の給料が相場と比較して高いのか低いのかを把握した上で、本当に転職するべきなのかどうかを冷静に判断する必要があります。 ここでは、看護師の年齢別の給料事情を企業規模別にご紹介していますので、現在の自分の年齢と勤務先の規模を基にして、今自分がもらっている月給が、同じ立場で働いている他の看護師の方々の平均月給と比較して高いのか低いのかを確認してみましょう。 もし、現在の給料が平均月給よりも低いのであれば、そのぶん転職により給料が上がる可能性は高いと言えます。ぜひ転職をするかどうかを考える上での判断材料としてください。 人事院の調査によれば、看護師の年齢別の給料事情は下記のようになっています。 企業規模合計 職種 年齢階層 平成23年４月分平均支給額 きまって支給する給与（A） (Ａ－Ｂ) うち時間外手当（B) うち通勤手当 看護師 歳以上 歳未満 円 円 円 円 ～20 - - - - 20～24 295,087 45,222 249,865 11,064 24～28 316,989 52,785 264,204 8,969 28～32 335,134 53,344 281,790 12,896 32～36 336,609 45,656 290,953 9,211 36～40 354,486 46,590 307,896 9,588 40～44 364,155 46,434 317,721 8,510 44～48 365,899 45,868 320,031 7,824 48～52 380,458 47,447 333,011 7,835 52～56 387,403 45,630 341,773 8,023 56～ 370,628 38,196 332,432 8,013 計 (36.6歳) 345,233 48,173 297,060 9,574 （※人事院「平成23年職種別民間給与実態調査の結果」を参考に作成） 上記の表を見てみると、准看護師の平均月給は年齢とともに徐々に上がっていくことが分かりますが、20代では25万前後、40代～50代でも30万円前後となっており、上がり幅はそこまで大きくないことが分かります。 准看護師の平均年収は300万～450万円前後だと考えられます。 また、准看護師の場合は時間外手当が3万円～4万円前後となっており、看護師と比較すれば時間外手当は少ないものの、それでも月給に占める時間外手当の割合が高いという特徴があります。 次に、企業規模別に平均月給を見ていきましょう。 企業規模50人以上100人未満 職種 年齢階層 平成23年４月分平均支給額 きまって支給する給与（A） (Ａ－Ｂ) うち時間外手当（B) うち通勤手当 看護師 歳以上 歳未満 円 円 円 円 ～20 - - - - 20～24 - - - - 24～28 368,847 121,999 246,848 6,645 28～32 363,229 84,359 278,870 5,732 32～36 390,161 76,074 314,087 7,892 36～40 383,111 66,768 316,343 7,246 40～44 363,462 71,077 292,385 7,996 44～48 305,483 26,666 278,817 12,568 48～52 397,024 85,666 311,358 11,256 52～56 361,655 37,823 323,832 6,446 56～ 415,798 53,099 362,699 2,561 計 (39.8歳) 371,235 70,932 300,303 7,528 （※人事院「平成23年職種別民間給与実態調査の結果」を参考に作成） 企業規模100人以上500人未満 職種 年齢階層 平成23年４月分平均支給額 きまって支給する給与（A） (Ａ－Ｂ) うち時間外手当（B) うち通勤手当 看護師 歳以上 歳未満 円 円 円 円 ～20 - - - - 20～24 289,517 45,920 243,597 6,373 24～28 304,856 47,206 257,650 6,806 28～32 312,156 46,967 265,189 6,713 32～36 319,443 39,941 279,502 7,046 36～40 330,585 39,938 290,647 7,997 40～44 338,563 40,108 298,455 7,995 44～48 346,824 42,204 304,620 6,090 48～52 355,698 40,535 315,163 6,476 52～56 356,614 38,631 317,983 5,789 56～ 347,388 35,824 311,564 7,637 計 (38.7歳) 329,178 41,941 287,237 7,004 （※人事院「平成23年職種別民間給与実態調査の結果」を参考に作成） 企業規模500人以上 職種 年齢階層 平成23年４月分平均支給額 きまって支給する給与（A） (Ａ－Ｂ) うち時間外手当（B) うち通勤手当 看護師 歳以上 歳未満 円 円 円 円 ～20 - - - - 20～24 296,742 45,014 251,728 12,458 24～28 321,083 54,474 266,609 9,748 28～32 346,842 56,320 290,522 16,220 32～36 347,273 49,059 298,214 10,651 36～40 370,079 50,780 319,299 10,678 40～44 383,672 50,971 332,701 8,909 44～48 385,516 49,737 335,779 9,472 48～52 405,729 53,951 351,778 9,181 52～56 421,774 53,504 368,270 10,508 56～ 403,950 41,383 362,567 8,682 計 (35.2歳) 355,195 51,901 303,294 11,236 （※人事院「平成23年職種別民間給与実態調査の結果」を参考に作成） まとめ 上記データを見ると、企業規模が100人～500人の中堅規模の病院に勤務する看護師の平均月給が、50人～100人という小規模の病院や500人以上の大規模な病院に勤務する看護師の平均月給よりも低くなっていることが分かります。 通常、平均月給は規模が大きくなればなるほど高くなっていく傾向にありますが、看護師の場合は企業規模が50人～100人という小規模な病院の平均月給がもっとも高くなっており、規模が小さい病院は看護師の数も少なく、1人当たりの待遇は比較的良い傾向にあることが分かります。 「気になる！看護師の給料事情」の他のページも見る 看護師の初任給 職種別のお給料 准看護師のお給料 看護師のお給料 看護師長のお給料 総看護師長のお給料 ページのトップへ戻る
